過払い金請求の期間とは
過払い金の請求を行うとなると、どのくらいの期間がかかるのでしょうか?ちなみに、請求中に関しては取り立てがストップする、といったメリットがあります。ですから、仮に時間がかかったとしても、実質的なデメリットはそれほどありません。
こちらでは、過払い金請求とその期間について徹底解説します。早く解決するのでしょうか?それとも時間がかかってしまうのでしょうか?
■過払い金の請求期間は3ヶ月から6ヶ月程度
・まずまずの時間がかかってしまう
過払い期の請求はそれほど揉めるものではありません。過払い金を返還してもらう、ということは正当な行為であり、判決としても出ているものです。貸金業者は、返還請求されたものは返還しなければなりません。
そもそも過払い金の返済請求は基本的に業者との直接交渉を行って和解するだけです。裁判所を通して行うわけではないので、スピーディーに実施する、といったことが出来るはずです。
しかし、3ヶ月から6ヶ月程度はかかってしまうのが実際のところです。
では、なぜそれだけの時間がかかってしまうのでしょうか?詳しく調べてみる必要がありそうです。
■過払い金が変換されるまでに時間がかかってしまう理由とは?
・業者が先延ばしをしたがっている
要は、貸金業者には時効を待ちたい、といった気持ちもあるのです。過払い金の返還請求の時効は、10年間となっています。10年間以上経ってしまえば、貸金業者は返還する義務はなくなります。
例えば、あと半年で時効が来てしまう、ということがわかっていたら、貸金業者はどうするでしょうか?わざとゆっくり対応して6ヶ月間以上かけて対応しよう、となります。
そもそも、貸金業者は過払い金を支払いたくありません。経営を圧迫しているのです。実際に、今までに幾つもの消費者金融が過払い金の返還請求で倒産してしまいました。
■どうすれば返還請求をスムーズに行えるのか?
・専門家に依頼する他ない!
弁護士や司法書士が相手となると、とたんに貸金業者は弱くなります。法律の専門家が相手となるので、のらりくらりとは対応出来なくなってしまうのです。開示請求をされたら、情報をすぐに開示してくれるようになりますし、対応が遅ければ、弁護士や司法書士が直接連絡をとって交渉してくれます。
個人で返還請求をしても、貸金業者に舐められるだけです。訴訟まで持って行かれてしまうかも知れません。そうなるとさらに時間もかかります。早急に解決するためにも専門家の力を借りるのが賢明です。