任意整理にかかる期間とは - 債務整理【任意整理・特定調停・個人再生・自己破産】で借金問題を解決するには

任意整理をするケースですが、期間はどのくらいかかるのか？といったことが気になっている方も多いのではありませんか？1ヶ月や2ヶ月といったスピーディーな手続きで完了出来るのでしょうか？それとも半年や1年間といった期間がかかってしまうのでしょうか。？

こちらでは、任意整理にかかる期間について徹底解説します。任意整理を専門家に依頼してからどのくらいの期間で、任意整理の手続が終了するのでしょうか？

任意整理はその特性上、スケジュール通りに進むわけではありません。しかし、それほど時間がかからないのも事実です。1年以上かかってしまうようなことはありません。

任意整理の期間がハッキリとはわからない理由としてあげられるのが、交渉で色々と決まってくるからです。各業者と個別に交渉をしていき、その上で任意整理の契約を実行します。
任意整理する業者の数が多ければ多いだけ手続きに時間がかかってしまうのも事実です。

一方で任意整理する業者の数がそれほど多くなければ、3ヶ月ほどで手続きは終了します。3社以内であれば、比較的あっという間に手続きは終了しますよ。

過払い金が多く発生している業者に関しては、取引履歴の開示にわざと時間をかけてくることがあります。ゆっくりと行うことで、過払い金の返還請求権の時効を狙ってくるわけです。取引履歴に関しては、各業者によって送られてくるまでの期間に違いがあるので注意しましょう。

貸金業者としても計画していた返済金が受け取れない、といった状況になるので、慎重な交渉を行ってくることになります。少しでも多く返済してもらいたい、といった希望を持っていることは間違いありません。

任意整理に関しては、強制的に債務整理が出来るわけではないので、貸金業者が認めてくれなければ任意整理は出来ません。ですから、和解交渉に関しては慎重に進めていくことが必要です。相手によっても、メリットがある債務整理、といったものを目指さなければならないのです。

任意整理を行ってから3年間でのお支払いが基本となります。36回払いで対応できるような返済額が設定されるわけです。

ただし、借金額が大きい場合には、5年間（60回）の支払いが設定されることもあります。