債務整理【任意整理・特定調停・個人再生・自己破産】で借金問題を解決するには

借金問題を解決する債務整理の方法には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つの方法があります。各々の債務整理の方法のメリットとデメリットを詳しく解説します。また、過払い金の請求についても説明しています。任意整理、特定調停、個人再生、自己破産のうち、どの債務整理が一番適しているかをどのようにして判断すれば良いか?また、その手続きにはどのようなものが必要かも説明します。過払い金請求によって、借金問題を解決するだけでなく、お金が戻ってくる場合もあります。

自己破産後に引っ越しや賃貸契約は出来るのか?

自己破産後に引っ越しを考えている、という方も多いのではありませんか?今の住まいですが、賃料も高く生活を圧迫している、ということも考えられます。賃料が少しでも安いところに引っ越して生活基盤をしっかり整えたい、といった希望を持っている方もかなり多いと思うのです。

そこで気になってくるのが、自己破産後に引っ越しは出来るのか?ということです、そもそも引っ越しするにあたって、賃貸契約といったものをしかねればなりません。自己破産経験者は果たして賃貸契約は出来るのでしょうか?


■自己破産後でも問題なく賃貸契約を結ぶことは可能

・家賃の支払い方法には注意すること

自己破産経験者が賃貸契約を結ぶときに注意したいのが、家賃の支払い方法です。基本的に賃貸契約自体を結ぶことは問題ないのですが、賃料の支払い方法で問題になってしまう可能性があります。

実は賃貸の中には、家賃の支払い方法をクレジットカードに限定してくるところも少なくありません。仮に、支払い方法をクレジットカードに限定されてしまうと、どういったことが起こるでしょうか?そもそも、自己破産をするとクレジットカードが利用出来なくなりますよね。支払い方法に対応できない、といったことが起きてしまうわけです。

賃料の支払い方法によっては、自己破産後に対応出来なくなるケースがあるので注意して下さい。


■不動産物件を持っている状態で破産をするケースの引っ越しについて

・買い手から引越し代金を貰うことも可能

不動産物件を持ちながら自己破産をすることは出来ません。処分をしなければならないわけです。これは自己破産の決まりなので動かしようがありません。

そこで注目して欲しいのが、不動産物件を売却することです。破産者の中には引越し代金もない、といったケースもあると思います。そういった場合に、買い手から引越し代金の提供を受ける、といった方法があります。買い手としても、スムーズに物件から出払ってくれるとありがたい、と感じるわけです。
なかなか退去してくれないとなると、それだけでも損したことになってしまいます。
そこで引越し代金を提供してくれる、といったことが可能になるのです。

もちろん高額な代金を提供してもらうことは出来ません。しかし、引越し代金であれば、それほど高くはありませんよね。買い手側と交渉してみる価値は十分にありますよ。