自己破産時は弁護士と司法書士のどちらにお願いすべきか?
自己破産を行う場合ですが、個人で行うことも可能ですが、やはり手続きのことも考えると専門家にお願いする、ということが極めて重要になります。
そこで考える必要が出てくるのが、
・弁護士
・司法書士
いずれにお願いをすべきなのか?ということです。どちらとも借金問題の専門家です。しかし、行えることに違いがあることも確かなので、そのあたりも理解したうえで、どちらにお願いするか?といったことを決めなければなりません。
今回は、自己破産をする時に弁護士と司法書士のどちらを選択すべきなのか?という点について徹底解説します。
■弁護士に依頼すべき!
・弁護士でなければ出来ないことがある
弁護士であれば、自己破産のほとんどの点について関わってくれます。自己破産の申立を裁判所に行わなければならないわけですが、弁護士であれば代行して行ってもらえるのです。自己破産について詳しく知っている、という方はほとんどいないと思います。そもそも、一生のうちに何回もするものではありませんからね。
経験がなければ自己破産すること自体に不安があるでしょう。
弁護士であれば自己破産についても多く関わっており、安心しておまかせできます。何か分からないことがあれば聞くことも出来ます。
そもそも、ほとんどの手続きは行ってくれるので、本人がすべきことはそれほど多くありません。いくつかの書類を用意して、あとは自己破産について話し合って終わり、といった感じなのです。
弁護士から支持されたとおりに動いていれば、気が付いたら免責が決定していた、といった状況も考えられますよ。
一方で、自己破産に一部関われるのが司法書士です、実際にどのように自己破産に関われるのでしょうか。
■自己破産と司法書士について
・書類の作成のみ可能
自己破産の手伝いをお願いする、といった程度の事しか司法書士には出来ません。もちろん書類作成だけでも助かることは間違いありません。あとの手続きは自分で出来る、といった方に関しては司法書士にお願いする、との考え方もあります。
・司法書士に自己破産を手伝ってもらうメリット
費用が安く済む、というものがあります。
弁護士に依頼した場合には、司法書士に依頼したよりもかなり高くかかってしまうのです。
もちろん行えることの範囲を考えると価格に差があるのも当たり前ですが、フットワークが軽い方であれば司法書士にお願いしてもよいかもしれません。