自己破産後はデビットカードなら利用できるって本当?
自己破産後はクレジットカードの利用が出来なくなってしまいます。クレジットカードが利用できないと、様々な決済で問題が生じてしまいます。例えば、インターネット通販で購入するにしても、コンビニ振込を利用したり、代引を利用したり、といった事をしなければなりません。支払いに手数料が発生する可能性もあり、あまりお得な取引が出来るわけではありません。
クレジットカードが利用できないのは仕方ないのですが、実は利用できる可能性があるものもあります。それはデビットカードです。
こちらでは、自己破産とデビットカードの関係性について詳しくお話します。
■デビットカードはなぜ自己破産後でも利用できるのか?
・口座から直接お金を即時に引き落とすシステムだから
債務整理後にクレジットカードが利用できない理由は、カード会社が一時的にお金を貸している、といった現状があるからです。要は、カード会社が先に支払い、あとで本人から回収する、といったシステムになっています。
一方で、デビットカードの場合は、口座と直接つながっているのです。デビットカードを利用すると、口座から直接引き落としが実施されます。そもそも、口座にあるお金の分しか利用できない、といった制限も設けられています。
カード会社としては、お金を貸す、といったことを一切しないで、すぐに回収できるメリットがあります。自己破産後であったとしてもデビットカードであれば、特に制限を受けることなく利用し続けられます。
デビットカードには、VISAデビットというものがあります。あのクレジットカードのVISAが利用できる店舗で利用できるので、クレジットカードがなかったとしてもデビットカードがあれば、様々な決済に利用出来ますよ。
■デビットカードも審査が行われているのでは?
・原則無審査で発行されている
デビットカードのメリットとして見逃せないのが、審査です。
一般的なクレジットカードは審査を行ったうえで、カードを発行するか、それとも発行しないかを決定しています。しかし、デビットカードは、前述したように実質的にお金の貸し借りはしません。ですから、審査をしないで利用出来る、といったメリットがあるのです。
原則無審査となっているので、自己破産経験者であったとしても問題なく持つことが可能です。