債務整理【任意整理・特定調停・個人再生・自己破産】で借金問題を解決するには

借金問題を解決する債務整理の方法には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つの方法があります。各々の債務整理の方法のメリットとデメリットを詳しく解説します。また、過払い金の請求についても説明しています。任意整理、特定調停、個人再生、自己破産のうち、どの債務整理が一番適しているかをどのようにして判断すれば良いか?また、その手続きにはどのようなものが必要かも説明します。過払い金請求によって、借金問題を解決するだけでなく、お金が戻ってくる場合もあります。

自己破産後はデビットカードなら利用できるって本当?

自己破産後はクレジットカードの利用が出来なくなってしまいます。クレジットカードが利用できないと、様々な決済で問題が生じてしまいます。例えば、インターネット通販で購入するにしても、コンビニ振込を利用したり、代引を利用したり、といった事をしなければなりません。支払いに手数料が発生する可能性もあり、あまりお得な取引が出来るわけではありません。

クレジットカードが利用できないのは仕方ないのですが、実は利用できる可能性があるものもあります。それはデビットカードです。
こちらでは、自己破産とデビットカードの関係性について詳しくお話します。


デビットカードはなぜ自己破産後でも利用できるのか?

・口座から直接お金を即時に引き落とすシステムだから

債務整理後にクレジットカードが利用できない理由は、カード会社が一時的にお金を貸している、といった現状があるからです。要は、カード会社が先に支払い、あとで本人から回収する、といったシステムになっています。

一方で、デビットカードの場合は、口座と直接つながっているのです。デビットカードを利用すると、口座から直接引き落としが実施されます。そもそも、口座にあるお金の分しか利用できない、といった制限も設けられています。
カード会社としては、お金を貸す、といったことを一切しないで、すぐに回収できるメリットがあります。自己破産後であったとしてもデビットカードであれば、特に制限を受けることなく利用し続けられます。

デビットカードには、VISAデビットというものがあります。あのクレジットカードのVISAが利用できる店舗で利用できるので、クレジットカードがなかったとしてもデビットカードがあれば、様々な決済に利用出来ますよ。


デビットカードも審査が行われているのでは?

・原則無審査で発行されている

デビットカードのメリットとして見逃せないのが、審査です。
一般的なクレジットカードは審査を行ったうえで、カードを発行するか、それとも発行しないかを決定しています。しかし、デビットカードは、前述したように実質的にお金の貸し借りはしません。ですから、審査をしないで利用出来る、といったメリットがあるのです。
原則無審査となっているので、自己破産経験者であったとしても問題なく持つことが可能です。