債務整理【任意整理・特定調停・個人再生・自己破産】で借金問題を解決するには

借金問題を解決する債務整理の方法には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つの方法があります。各々の債務整理の方法のメリットとデメリットを詳しく解説します。また、過払い金の請求についても説明しています。任意整理、特定調停、個人再生、自己破産のうち、どの債務整理が一番適しているかをどのようにして判断すれば良いか?また、その手続きにはどのようなものが必要かも説明します。過払い金請求によって、借金問題を解決するだけでなく、お金が戻ってくる場合もあります。

家族に内緒で特定調停は出来るのか?

特定調停をするのであれば、なるべく家族にはバレたくない、といった気持ちが出てくるものではありませんか?やはり、家族にバレることなく借金にカタを付けたい方がほとんどだと思います。

家族にバレてしまえば迷惑をかけてしまうかもしれませんし、心配をかけてしまいますよね。

今回は特定調停をおこなったら家族にバレてしまうのか、といったことについて明らかにします。


■家族に連絡が行くようなことはない!

・裁判所からの連絡も本人のみ

特定調停は裁判所を通すことになるので、裁判所から家族のもとへ連絡が行ってしまうのではないか?といった事を気にしている方が非常に多くいらっしゃいます。しかし、裁判所からの連絡物に関しても、基本的には本人宛てです。ですから、基本的に家族に特定調停を行っていることが知られてしまうリスクは高いとは言えません。

ただし、注意してほしいことがあります。郵便物を家族に見られてしまえば疑われてしまう、ということです。裁判所からの荷物というのは、家族に心配されてしまいます。そういったことを起こさないようにするために、郵便局留めにしてもらう、といった方法があります。自分で郵便物を郵便局まで取りに行くことになるので、家族にバレる確率は一気に下がります。

・郵便局からの電話について

郵便局から電話連絡が来ることもあります。その電話を家族が受けてしまうと、特定調停を疑われてしまう恐れがあります。

こちらの対抗方法はかなり単純です。裁判所からの連絡を自分の携帯電話のみに指定すれば良いのです。そうすれば家族が裁判所からの電話を受けてしまうような恐れはありません。

上記の郵便物と電話の二点の対策をしっかりと立てておけば、基本的に特定調停が家族にバレてしまうようなことはありません。


■本当は家族にも強力をしてもらうべき

・特定調停は家族で話し合うことも大事

一緒に住んでいる家族がいるのであれば、債務整理をする旨をしっかりと伝えるべきです。今後の生活を考える切っ掛けになるかもしれません。

そもそも債務整理しなければならない、という状況を一人で乗り切っていくのは簡単なことではありません。しっかりと対応していくためにも、家族の強力は必要不可欠なのです。