弁護士や司法書士と行う債務整理の相談の中身
債務整理を行う時には、弁護士事務所や司法書士事務所へ行くことになると思います。そこで弁護士や司法書士と相談をします。
今回は、その弁護士や司法書士との相談の中身を明らかにします。実際にどのようなことが行われているのでしょうか?
債務整理の相談に、弁護士や司法書士のもとに行こうと思っている方は必見です。
■借入情報について事細かに聞かれることになる
・どこから借り入れているのか?
相談に行くほどなので、1社ということはないでしょう。多重債務状態に陥っているのではありませんか?
全ての借り入れている業者について質問をされることになります。
・いくら借り入れを実施しているのか?
各社からどれくらいずつ借り入れているのか?といった事を聞かれます。返済能力と借入金額がバランスを取れているのか?さらに債務整理後の返済金の設定などをシミュレーションするために非常に重要な情報になります。
すべての業者の借入金額をしっかりと把握したうえで相談に向かってください。
・毎月返済に回せる金額はどれくらいか?
現在の収入からどの程度の金額を返済に回せるのか?といった事を聞かれることになります。
月収が30万円で、10万円までならなんとか、といったケースもあるでしょう。
一方で、家族がいる場合は30万円の収入があったとしても月に50,000円が限界、というケースもあるでしょう。それぞれの方にそれぞれの返済可能額があるので、自分でもシミュレーションして、その結果を伝えて下さい。
・借金の理由とは?
どういった理由で借り入れをしたのかを質問されます。一般的な利用であれば問題視されることがありません。
一方でギャンブル目的の場合には少し問題が発生する恐れがあります。しかし、ギャンブル目的の借金であったとしても、最近では債務整理できるケースが増えているので安心して下さい。
■相談の時に必要になってくる書類はあるのか?
・本人確認書類
いわゆる身分証明書は持って行ったほうが良いです。運転免許証やパスポート、そして保険証などで対応してもらえます。
・印鑑
契約をする場合に必要になります。相談だけといった気分であれば用意していく必要はありません。
・借金の明細書など
どこからどれくらい借り入れているのか、といった情報を詳しく知るために重要な書類になります。ただ、持っていなかったとしても対応はしてもらえます。