債務整理【任意整理・特定調停・個人再生・自己破産】で借金問題を解決するには

借金問題を解決する債務整理の方法には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つの方法があります。各々の債務整理の方法のメリットとデメリットを詳しく解説します。また、過払い金の請求についても説明しています。任意整理、特定調停、個人再生、自己破産のうち、どの債務整理が一番適しているかをどのようにして判断すれば良いか?また、その手続きにはどのようなものが必要かも説明します。過払い金請求によって、借金問題を解決するだけでなく、お金が戻ってくる場合もあります。

債務整理を弁護士に相談する時に必要な書類

債務整理は、まずは弁護士に相談するのがベストです。弁護士は債務整理の専門家でもあるので、明確なアドバイスをしてくれます。どのような債務整理が良いのかも教えてくれます。

しかし、相談をしに行く時には、いくつかの書類を集めなければなりません。手ぶらで行っても意味が無いのです。

こちらでは、債務整理を弁護士に相談しに行く時にはどのようなものを用意していくべきなのか?といった事をお話します。


■身分証明書を用意すること

・運転免許証
・保険証
・パスポート

上記のいずれか1通を用意してください。
身分証明書がなければ、相談受け付けていないところもあるのです。


■債権者に関するメモ、クレジットカード、印鑑

・債権者に関するメモとは?

どこから借り入れを行っているのか、といった事を弁護士側に知らせるために必要になってきます。
どこの会社からどれくらいの借り入れを行っているのか、といった事をメモにして持って行きましょう。メモの内容を伝えることで相談がスムーズに進むようになります。

・クレジットカードが必要になる理由

業者名などを判別するのに役立ちます。クレジットカードだけではなく消費者金融のローンカードに関しても用意しておきましょう。

・印鑑について

弁護士との契約を行う時に必要になります。
正式な契約となるので、シャチハタ対応はしていません。しっかりとしたタイプの印鑑を持参しましょう。


■資産を持っている方が用意すべき書類について

・不動産の登記簿謄本

不動産を持っている場合には、登記簿謄本を用意しましょう。自己破産をする場合には不動産の処分なども関わってくるので、必要になってくる書類なのです。

・生命保険証

生命保険証に関しては、解約返戻金を調べる必要があるので持っている方は用意して下さい。自己破産をおこなう場合には、生命保険の解約返戻金が大いに関わってくるのです。

また、保険会社に事前に調査をお願いすることもあります。

・退職金の額が分かる書類

勤め先に退職金制度がある、という場合には、どのくらいの額になるのかといった事を調べなければなりません。退職金見込額も資産になるので、個人再生や自己破産をする時に大きく関わってくることがあります。