債務整理【任意整理・特定調停・個人再生・自己破産】で借金問題を解決するには

借金問題を解決する債務整理の方法には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つの方法があります。各々の債務整理の方法のメリットとデメリットを詳しく解説します。また、過払い金の請求についても説明しています。任意整理、特定調停、個人再生、自己破産のうち、どの債務整理が一番適しているかをどのようにして判断すれば良いか?また、その手続きにはどのようなものが必要かも説明します。過払い金請求によって、借金問題を解決するだけでなく、お金が戻ってくる場合もあります。

任意整理中でも借り入れができる可能性があるって本当?

任意整理中であったとしても、お金が足りなくいなってしまえばキャッシングなどを利用して借り入れをしたい、と思ってしまうものです。しかし、一般的にはブラックリストに掲載されてしまうので、任意整理中は借り入れができない、と思っている方が圧倒的に多いのではないでしょうか?

しかし、実際には、任意整理中であったとしても借り入れが出来るケースがあるのです。もちろん審査落ちして借り入れ出来ないこともあるわけですが、必ずしも任意整理中だからといって借り入れが出来ないわけではありません。

こちらでは任意整理中における借り入れについて徹底解説します。今後の借り入れに制限が出ることで「任意整理を選択しようか迷っている」といった方は必見です。


■中小の消費者金融であれば借り入れができる可能性あり

・大手の消費者金融とは審査システムに若干の違いあり

大手の消費者金融の場合は、ほぼ100%任意整理中の借り入れはできません。個人信用情報をチェックした時に、債務整理情報があると、一律で審査落ちとしてくるのです。

任意整理をした方にお金を貸してしまうと、貸し倒れリスクが極めて高い状態になってしまいます。貸したお金が帰ってこないのではないか?といった事を考えてしまうのです。

一方で、中小の消費者金融は一律で判断してくることはありません。実は、中小の消費者金融は大手で審査落ちした方が審査を受けているケースが多いのです。要は、審査落ち経験者にお金を貸してなんとかビジネスを成り立たせている、といった側面があります。
大手は知名度もあるので、勝手に利用希望者が集まりますが中小はそうもいきません。ですから、債務整理経験者にもお金を貸しているケースがあるのです。

中小の消費者金融の場合は、「現状の返済能力」といったものを重視する傾向にあります。ある程度の収入があり、ちょっとした額であれば貸し出しても大丈夫だろう、といった判断が出来た場合に貸し出してくれるのです。


■任意整理中はいくら位の貸し付けをしてくれるのか?

・数万円の貸付が多い

中小の消費者金融であったとしても、数十万円の貸し出しは行えません。基本的には50,000円であるとか60,000円といった少額の貸し付けに限定しています。
貸してくれても10万円くらいまででしょう。

審査に通る可能性があるからといって、融資額に対して期待はし過ぎないで下さいね。