債務整理【任意整理・特定調停・個人再生・自己破産】で借金問題を解決するには

借金問題を解決する債務整理の方法には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つの方法があります。各々の債務整理の方法のメリットとデメリットを詳しく解説します。また、過払い金の請求についても説明しています。任意整理、特定調停、個人再生、自己破産のうち、どの債務整理が一番適しているかをどのようにして判断すれば良いか?また、その手続きにはどのようなものが必要かも説明します。過払い金請求によって、借金問題を解決するだけでなく、お金が戻ってくる場合もあります。

債務整理以外の解決方法を知る~利息だけを返済する~

債務整理を行うと、しばらくクレジットカードの作成ができない、といったデメリットもあります。今後の生活に思った以上の影響を与えてしまう可能性もあるので、慎重に判断しなければなりません。

こちらでは債務整理以外におすすめできる債務整理の方法についてお教えします。その方法ですが、「利息だけを返済する」というものです。

その利息だけの返済とは一体どのようなものなのでしょうか?


■借金元金はそのままで利息だけを支払う方法

・毎月の返済額:15,000円
・うち利息分:5,000円

上記のケースだと、借金元金返済分が10,000円で、利息支払い分が5,000円です。このケースであれば、借金元金分の10,000円の返済は行わずに、5,000円分の利息だけを支払う、といった方法になります。
通常よりも返済額が少なくて済むので、返済が厳しい場合にはかなり助かる方法、と言っても過言ではありません。

しかし、問題はカードローンなどがそういった返済方法を認めているのか?ということが問題です。


■利息だけの一時的な返済を認めてくれる可能性は高い!

・事前の連絡は忘れずに

一時的であれば、利息分だけの返済を認めてくれる可能性はきわめて高いです。その理由は、利息さえ支払ってもらえれば、キャッシング側は損をしない、ということがあります。確かに、借金元金の返済は遅れてしまいますが、その借金自体はなくなりません。いずれは返済してもらうことになります。
ですから、実質的にマイナスはないので認めてくれるわけです。

ただし、何も言わずに急に利息分しか返済されない、といった状態になってしまうと、キャッシング側も不安になってしまいます。利息だけの返済をする前に、必ず連絡を入れて利息だけの返済の承諾を受けて下さい。

ちなみに、1ヶ月分くらいであれば90%程度のキャシングサービスは利息のみの返済に応じてくれるものです。大手だけではなく中小の業者も対応してくれることが多いので、まずは利息のみの返済で窮地を乗り切りましょう。


■利息のみの返済ではなく債務整理を選択すべき時とは?

・今後も返済が難しい場合

一時的に返済が難しい場合には、利息のみの返済で対応してもよいでしょう。しかし、今後も長期的に返済が難しい場合には、利息のみの支払いでは対応出来ません。キャッシング側も元金を返済してくれるように督促してくる可能性もあるのです。

長期的にも返済が難しい、といった判断ができる場合には債務整理を選択しましょう。