債務整理以外の解決方法を知る～親族からお金を借りる～
借金をしており、返済がかなり難しい、といった状態に陥ってしまった場合には、債務整理といったものが思い浮かびます。しかし、債務整理は金融業者に迷惑をかけてしまうこともあるので、なるべく選択をしたくない、という方が多いのも事実です。
そこで別の解決方法の1つとしてお話しておきたいのが、「親族からの借り入れ」です。債務整理以外の方法としては最も良い方法といえるかも知れません。
今回は、債務整理以外の借金解決方法の１つを提示します。
■なぜ親族からの借り入れが良い方法なのか？
・利息を支払わなくて良い場合あり
親族であれば、利息といったものに関しては目をつぶってくれる、ということもあります。利息については、最大で実質年率20.0％にもなります。20.0％の利息がかかるのか？それともかからないのか？ということについては大きな違いがあるのは事実なのです。
もちろん、前もって利息については免除してくれるように頼むのを忘れないで下さい。親族も助けようと思って行ってくれているわけなので、感謝の気持ちも忘れてはなりません。
・返済期間を延ばしてくれる可能性あり
借金の場合は、基本的に明確な返済期間といったものが決まっています。3年間や5年間で完済しなければならない、といったケースもあるわけです。
一方で、親族からの借金の場合は、業者ではないのでそれほど返済期間については確固たる決まりはありません。月々の返済金を引き下げるために、長めの返済期間をお願いしても良いわけです。
このように、親族からの借り入れに関しては、柔軟性、といったメリットがあります。
■親族からの借り入れをスムーズに行う方法とは？
・借用書を記載する
口約束で貸してくれる、ということはなかなか親族間でも難しいでしょう。特にすでに独立しているような状態であれば、口約束だけでお金を貸すのは難しいと考えられます。
そこで口説き落とすために用いるのが借用書です。いくら借りるのか？といったことを明示することで、相手も安心してくれるわけです。
ちなみに借用書は法的な拘束はあまりありませんが、双方に対して安心感を与える、といった効果があります。返済方法についても記載出来るからです。
いきなり一括返済を求められて困る、といったことがないように事細かに借用書は記載しておきましょう。
